世界を旅する
高校時代のランバンさんはあまりよい生徒ではなかったそうです。「当時の私を知る人は私が将来研究者になるなんて予想もしなかったでしょう。」とランバンさんはいいます。上からこうしなさい、ああしなさいと押し付けられるのが嫌いだったのです。自分のやりたいことは自分で探して自分で決めたい青年でした。
学校よりも旅をして世界を見てみたかったランバンさんは、高校を終えるとまずヒッチハイクをしてアイルランドに行きました。そこからカナダ、ルーマニア、アフリカ、アジアと、何か月もバックパックひとつを背負ってひたすら旅をしました。